パターン別の AOP の書き方

業務の設計に応じた AOP の具体的な記述方法について説明します。 章構成の基本はAOP の基本構造を参照してください。

1. 単段業務

1 つの流れで完結する業務の記述方法です。 ## 進め方 の中に手順を順に記述し、使う道具は ## 利用可能なツール に書きます。

# 週次のレポート収集

## 進め方
1. 各担当者の週次レポートを Google Drive から取得する
2. レポートを 1 つのファイルにまとめる
3. まとめた内容を Slack に投稿する

## 利用可能なツール
- google_workspace の drive (read-only)
- slack の notify

2. 多段フェーズ

業務が複数の段階に分かれ、段階ごとに使う道具や権限を切り替えたい場合の記述方法です。 ## フェーズ N: 名前 (使う道具: 道具名) という形式で各段を区切ります。

## フェーズ 1: データ取得 (使う道具: freee (read-only))
取引先一覧と売上データを取得する。

## フェーズ 2: 集計 (使う道具: sandbox)
取得したデータを集計し、レポートを作成する。

## フェーズ 3: 報告 (使う道具: google_workspace の gmail)
レポートを添付した報告メールの下書きを作成する。

フェーズ間で引き継がれる対象は成果物に限られます。 前段のエージェントの思考過程は次段へ渡りません。

3. 承認をはさむ

発行や投稿、支払いといった重要な操作の前に、承認を挟む記述方法です。 承認を挟みたい位置に (使う道具: hitl) を指定するか、該当ツールをツールごとの承認の対象に設定します。

## フェーズ 3: 発行 (使う道具: freee, google_workspace の gmail)
承認を得て請求書を発行し、送付用のメール下書きを作成する。

請求書の発行が Per-tool 承認の対象になっている場合、発行前に実行が一時停止し、チャットに承認ボタンが表示されます。 承認するまで発行処理は実行されません。 詳しくはツールごとの承認を参照してください。

4. 定期実行

AOP をスケジュールに沿って定期実行する場合でも、AOP 自体の記述内容は変わりません。 定期実行の設定は AOP の外部で行います。

定期実行を設定すると、指定した日時に AOP が自動で実行されます。 スケジュールの設定方法や実行の重複時のスキップについては、AOP の定期実行を参照してください。

関連ページ

目次
ヘルプ・使い方