接続の追加と管理
Agentino では、1 つのツールに、名前を付けた接続を複数登録できます。 このページでは、接続の登録から AOP や探索セッションで接続を選ぶまでの手順と、接続名の決まり、接続を削除したときの扱いを説明します。
接続と既定の接続
接続は、あるツールに、どのアカウントやどの宛先で届くかを決める認証情報です。 たとえば Slack 通知では、送り先のチャンネルが Webhook URL ごとに決まります。 営業チャンネル向けと開発チャンネル向けに 2 つの接続を登録すると、業務ごとに送り先を分けられます。
名前を付けずに登録した接続は、そのツールの既定の接続になります。 既定の接続は、1 つのツールに 1 つだけです。 AOP や探索セッションで接続を指定しなければ、既定の接続が使われます。 これまでに登録した接続は、どれも既定の接続です。 そのため、接続を 1 つだけ使う業務は、AOP を書き換えずにそのまま動きます。
複数の接続を持てるツール
API キーやトークンで認証するツールと、OAuth で接続する freee と Notion は、名前を付けた接続を複数持てます。 自分で追加した MCP サーバーも、認証方式が「認証なし」でなければ同じです。
次のツールは、接続を 1 つだけ持てます。
- Google Workspace、Google Analytics 4、Google Search Console(
google_workspace、ga4、gsc) - GitHub 接続
ブラウザ操作では、接続の代わりにプロファイルを名前で使い分けます。
1. 最初の接続を登録する
ツールの最初の接続は、名前を付けずに登録します。
- 左メニューの「インテグレーション」から「ツール」を開きます。
- 使うツールの行で「認証情報を登録」を選び、API キーなどを入力して保存します。
OAuth で接続するツールでは、2 の「認証情報を登録」の代わりに「接続」(Google アカウントで接続するツールでは「Google アカウント接続」)を選びます。 そのサービスのサインインの画面に移るので、サインインして許可します。 許可すると「ツール」画面に戻り、接続できたかが表示されます。
登録した接続が、そのツールの既定の接続になります。 OAuth でサインインしたアカウントは、このプロジェクトで誰が始めた実行にも使われます。
サインインは、「接続」を選んだブラウザのまま済ませてください。 サインインの画面を別のブラウザで開いて許可すると、接続は完了しません。
2. 2 つ目からの接続を登録する
2 つ目からの接続には、名前を付けて登録します。 複数の接続を持てるツールで、接続が 1 つでもある行には、登録した接続が 1 行ずつ並び、その下に「接続を追加」が表示されます。
- 「ツール」画面で、接続を足すツールの行の「接続を追加」を選びます。
- 接続名を入力します。
- API キーなどを入力して保存します。OAuth で接続するツールでは、接続名を入力してから「接続」を選び、そのサービスのサインインの画面で許可します。
API キーなどで認証するツールは、左メニューの「インテグレーション」から開く「認証情報」画面の「認証情報を追加」からも、2 つ目からの接続を登録できます。 接続が既にあるツールを選ぶと、接続名の欄が表示されます。 OAuth で接続するツールの 2 つ目からの接続は、「ツール」画面から登録します。
接続名は、AOP や探索セッションでこの接続を選ぶときの名前です。 「営業チャンネル」のように、送り先やアカウントの用途がわかる名前を付けてください。 承認の画面にもこの名前が表示されるため、承認する人が送り先を見分けやすくなります。
作成後に接続名は変更できません。
注意: OAuth で 2 つ目のアカウントを接続するときは、サインインの画面で、この接続に使うアカウントでサインインしていることを確かめてから許可してください。ブラウザに残っているサインインのまま許可すると、1 つ目と同じアカウントが接続されることがあります。
既定の接続を削除した後は、接続名を空のまま登録すると、その接続が新しい既定の接続になります。 既定の接続がないツールでは、接続名の欄の下に「空のまま登録すると、既定の接続になります。」と表示されます。
接続名に使えない文字
接続名には、次の文字を使えません。
- 空白(全角の空白を含みます)と、改行などの制御文字
- 幅のない文字や、文字の見た目を選ぶ文字のような、目に見えない文字(
⚠️のように、見た目を選ぶ文字を含む絵文字も使えません) ,、;;と、半角と全角の括弧、`*"\
記号のうち , 、 ; ; と括弧、` * は、AOP の中で道具の区切りや書式の記号として読まれるため、接続名に含めると AOP で名前を書けなくなります。
目に見えない文字は、見た目が同じで中身の違う名前を作れてしまうため、使えません。
接続名は 64 文字までです。
default、既定、なし は、接続名に使えません。
全角と半角などの字の違いを除くとこれらと同じになる名前(全角の default など)も使えません。
1 つのツールに、同じ名前の接続は登録できません。
全角と半角などの字の違いを除くと、そのツールに今ある接続の名前と同じになる名前も登録できません(たとえば、「営業1」がある所に「営業1」)。
決まりに合わない接続名は、登録の画面で断られます。
3. AOP や探索セッションで接続を選ぶ
AOP では、「使う道具」の道具名の後ろの括弧に、接続: に続けて接続名を書きます。
その段は、書いた接続で動きます。
(使う道具: slack の notify (接続: 営業チャンネル))
接続名を書かない道具は、既定の接続で動きます。 書き方の決まりは使う道具の書き方を参照してください。
探索セッションとエージェントでは、道具の選択画面で接続を選びます。 詳しくは探索セッションで道具を選ぶを参照してください。
接続を確かめる、差し替える、削除する
「ツール」画面では、複数の接続を持てるツールの行に、接続ごとに接続名と状態が表示されます。 既定の接続は、接続名の代わりに「既定」と表示されます。 接続の詳細の確認と削除は、「認証情報」画面で行います。 「認証情報」画面の一覧では、接続名の列で接続を見分けられます。
OAuth で接続した接続のうち、接続し直す必要が出る日が決まっているものは、「認証情報」画面の接続の詳細に、その日が「接続の期限」として表示されます。 期限の 7 日前からは、状態が「まもなく期限切れ」と表示されます。 OAuth の接続が有効なまま、サインインし直すときは、接続の詳細で「再認証」を選びます。
API キーなどの値を替えるときは、接続を削除してから、同じ接続名で登録し直します。 同じ接続名で登録し直せば、その接続名を書いた AOP は、書き換えずに動きます。
接続を削除すると、その接続を使うワークフロー、エージェント、自動実行は、次に開始するときに止まります。 既定の接続を削除すると、そのツールの接続名を書いていないワークフローとその自動実行、既定の接続を選んだエージェントも止まります。
OAuth の接続を、それを使う実行の途中で削除したり、サインインし直したりすると、その実行は止まることがあります。 サインインし直した場合も、走っている実行が途中から新しいサインインの接続に切り替わることはありません。 サインインし直したときは、止まった実行で「再試行」を選ぶと、サインインし直した後の接続で続きを実行します。
接続がないときと、使えないときの動き
AOP に書いた接続名の接続がプロジェクトになくても、そのことでコンパイルは失敗しません。 実行は始まる前に止まり、そのツールに今ある接続の名前が案内されます。 接続名を書いていない道具で既定の接続がないときも、実行は始まる前に止まります。 このときは、接続名を空のまま「接続を追加」で登録して既定の接続を作り直すか、AOP に今ある接続の名前を書いてコンパイルし直します。 探索セッションとエージェントでは、道具の選択で、今ある接続を選びます。 どちらのときも、Agentino がほかの接続を代わりに使うことはありません。
接続の 1 つが切れるなどして使えなくなったときは、その接続を使う実行だけが止まります。 同じツールのほかの接続を使う実行は、そのまま動きます。
接続が切れたとき
OAuth で接続した接続は、外のサービスの側で Agentino からのアクセスが取り消されたときや、期限が過ぎて更新できなくなったときに切れます。 接続が切れると、その接続を使う実行は、接続が切れていることを表示して止まります。
「ツール」画面と「認証情報」画面で状態が「接続切れ」になった接続は、「ツール」画面の行の「接続」を選んで、サインインし直します。 状態が「有効」のまま実行が止まったときは、「認証情報」画面の接続の詳細で「再認証」を選び、サインインし直します。 外のサービスの一時的な不具合で止まったときは、サインインし直さずに「再試行」で続けられることもあります。
止まっていた実行は、サインインし直した後に「再試行」を選ぶと、失敗した呼び出しから続きを実行します。
承認の画面に表示される接続
複数の接続を持てるツールの承認の画面には、接続が 1 つのときも、どの接続で呼び出すかが表示されます。
既定の接続は「既定」の印で、名前を付けた接続は "営業チャンネル" のように引用符で囲んだ名前で表示されます。
そのため、「既定」に見える名前を付けた接続とも、形で見分けられます。
詳しくはツールごとの承認を参照してください。
