実行の仕組み

Agentino が AOP を受け取ってから業務を完了するまでの処理の流れと、安全に制御する機構を解説します。

コンパイルから実行まで

AOP を実行すると、次の流れで進みます。

  1. AOP をコンパイルして、実行可能なコードに変換します。
  2. 変換されたコードが、順序、分岐、承認、段階区切りの制御構造を持ちます。
  3. 各フェーズのエージェントループが、与えられた道具で業務を進めます。
  4. 要所の承認で処理を停止し、人の承認を得て再開します。
  5. すべてのフェーズが終わると、業務が完了します。

フェーズとエージェントループ

AOP のフェーズは、業務の段です。 各フェーズは独立した エージェントループ として実行されます。

「エージェントループ」は、フェーズの内側で LLM とツールを反復実行する仕組みです。 与えられた道具で、フェーズの目標を達成するまでツールを呼び出し、結果を受け取って、次の行動を判断します。

フェーズ間で引き継がれるのは成果物だけです。 前段のエージェントの思考過程は次段に渡りません。 これにより、各段で必要な情報だけを持ち越す形になり、段ごとの最小権限が保たれます。

最小権限

各フェーズには、その段に必要な最小限の道具と権限だけを渡します。 情報収集のフェーズは read 系の道具だけを持たせ、発行や投稿のフェーズで write 権限を渡します。

これにより、後続の処理で必要だからという理由で最初から強い権限を渡す事態を避けます。 各段でその段に必要な権限だけを持つため、権限が広がりすぎるのを防ぎます。

権限の絞り方は、AOP の業務語彙で指定します。 詳しくは使う道具の書き方と段階区切りと最小権限を参照してください。

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